【レ・ミゼラブル 2021】帝国劇場|観劇レポート(6/2夜の部)

Musical

2021年5月21日に帝国劇場で開幕した『レ・ミゼラブル』。

6月2日(水)夜の部(18時開演)を観劇してまいりましたので、レポートしたいと思います!

キャストはこちらです。

ジャン・バルジャン 吉原光夫

ジャベール 上原理生

ファンテーヌ 濱田めぐみ

エポニーヌ 生田絵梨花

マリウス 三浦宏規

コゼット 敷村珠夕

テナルディエ 橋本じゅん

マダム・テナルディエ 谷口ゆうな

アンジョルラス 木内健人

このメンバーでの公演は、5月23日のプレビュー公演、5月27日、6月1日に続いて4回目。

感想を一言でいうと、キャストの一体感。

ジャン・バルジャン吉原光夫さんを筆頭に、アンサンブルキャストも含め団結力を強く感じました。

年々演技に深みが増す吉原バルジャン

吉原さんは2011年からレ・ミゼラブルに出演されています。
当時32歳。日本の歴代のバルジャン役で最年少だったとのこと。

そして、2013、2015、2017年は、ジャン・バルジャンとジャベールの二役をこなしています。
これは相当な体力、集中力を必要とすることかと思います。

本公演でのバルジャン、演技力がすごいんです。
歌唱力はもちろん、深みのある演技。
心の葛藤やコゼットへの愛、ジャベールを逃がすシーン、最後のシーン、どれも全てが本物のバルジャンみたいで、
本当に引き込まれてしまいました。

2年前に札幌で拝見した時よりも、厚みが増したような(生意気ですが…)そんな気がします。

現在42歳。

ツイッターを見てみると、まるで意識高い系の女子のよう?

特に食生活には気をつけているそうですよ。

インタビューでは、こんなことをお話されています。

いま思うのは、体調管理も舞台の緊張感も、楽しんだもん勝ちかな、と。
何かのためにとか、絶対に舞台に穴をあけられないから、というのではなく、いつも少し楽しめたらいいですよね。

僕は、年をとることも嫌じゃないんです。
妻とも「しわを美しさにできたらいいよね」なんて話をしますけど、年を重ねるプレッシャーを美しさとか喜びに変えていけたら、人生って楽しいと思います。

同世代の吉原さん、とても共感できました。

エポニーヌ役は生田絵梨花さん

2017年、2019年はコゼット役で出演されていましたが、今回はエポニーヌ役。

周りからはイメージわかないと言われたらしいですが、
私はコゼット役より好きです。合ってます。

マリウス、コゼットと3人で歌う場面「心は愛に溢れて」は、息ピッタリで聴いてて心地よい。
On My Ownも良かったなー。

力むことなく自然体で演じていたのが印象的。
マリウスを想うけなげなエポニーヌをしっかり演じきっていました。

アイドル音痴なので知らなかったのですが、生田さんは6歳の時に「アニー」を見てからミュージカル女優を目指すようになったそうで、ピアノの腕前もコンクールで入賞するほどだそう。

つい「アイドル」というくくりでイメージしがちですが(悲しいかな、若い子がみんな同じに見えてしまう世代なので…)
エポニーヌ役の生田さんを見て印象が変わりました。

素敵な舞台女優さんになっていただきたいです。応援しています。

結局キャストみんなが凄い!

テナルディエ役橋本じゅんさん、ベテランの名俳優さんです。
舞台、テレビ、映画など数多くご出演されています。
(劇団新幹線に所属していたとは知りませんでした!)
意外にも、レ・ミゼラブルは2017年のみのご出演だったんですね。もっとたくさん出ているイメージでした。

本公演では、恐らくアドリブであろう演技が随所で見られて楽しかったです。

ジャベールに「目デカッ」って言う場面、思わず笑ってしまった。

コミカルな演技でも楽しませてくれるんですが、
お声もいいんですよね。

歌での表現力も素晴らしかったです。

木内健人アンジョルラスがイイ!
前回の相葉さんも良かったのですが、今回の木内さんも良かった。
堂々とした演技、透き通ったまっすぐな歌声に感動。

コゼット役敷村珠夕さん、とっても良かったです。
音程はぶれず、高音もしっかり言葉が聞き取れます。
それでいて気持ちもこもってる。

写真より、生の舞台上の彼女の方が、ずっと美しく可愛らしいです。

マリウス三浦宏規さん、ザ・好青年。

アンサンブルキャストも良い!!
ステージが近いと、アンサンブルキャストの顔が良く見えるので、別の役で出てくるのが分かります。
その時々で違った演技を観られるのも楽しかったです。

ジャベール役上原理生さん、
低音の太い声も高音の伸びやかな歌声、素晴らしかったです。
吉原さんとの息もピッタリでした。
そして、今回もギラギラしてました。目力がすごい!!
「星よ」「自殺」良かったです。

ファンテーヌ濱田めぐみさん。
言うまでもなく、うまいです。ベテランの貫禄。
気品のあるファンテーヌ、伸びやかな歌声、迫力のある演技、一番好きなファンテーヌです。

座席は1階S席E列の良席!

今回は、eプラス貸切公演「スマチケ限定 最速抽選選考 J列まで」という抽選でチケットを取りました。

1階S席E列37番。(赤丸を付けたところです)

右寄りの席です。運よく左前が空席だったため、より舞台がよく見えました。
両隣も普通の体系の女性だったので窮屈に感じることなく観劇できました。
ラッキーでした。

1階S席E列は今までで一番良い席。
前回(5月26日公演)はA席だったので、よりステージが近く感じました。

そして、何よりオーケストラの響きが全然違います。
迫力がすごい。
オープニングの「ジャジャーン」の音で「おおぉっっ!!」と大興奮!!

もちろん、キャストも良く見えるし、オペラグラスを使わずにステージ全体を見渡せます。
観劇にも集中できました。

当たり前ですが、高いだけあってやっぱりS席がいいです!
S席とA席は5000円の差がありますので、何度も観たい!となると座席のお値段、考えますよね~…

おわりに~「愛」と「生」について深く考えさせられるレミゼは何度見ても最高

今回の公演は、席がステージに近かったこともあってか、
役者さんたちのエネルギーを体全体で直に受け、
舞台に集中しすぎて家に帰ってグッタリです…^_^; 

ストーリーがストーリなだけに、真剣に見ると疲れます。

さらに、いつもより感情移入がすごくて、涙することが多かったです。
(これは今の自分の精神状態によってか、はたまたキャストの演技が凄すぎたのか…)
どっちもあると思うのですが、とにかく最初から最後まで引きこまれました。

また、今回はeプラス貸切公演で、終了後にジャベール役の上原理生さん、ジャン・バルジャン役の吉原光夫さんから挨拶がありました。
お二方ともに、真面目な挨拶と一緒にしっかり笑いもとってました!

公演終了後の興奮冷めやらぬ中、素に戻る役者さんたちを見られるのは貴重であり贅沢な時間。

吉原さんは挨拶の中で、
「コロナの感染対策としてキャストでチームを作って取り組んでいるので、意見出し合って修正したりといった作業がやりやすい」
というような内容のお話をされていました。
確かにスケジュールを見ると、役者さんたちはある程度メンバーを固定して組まれているようです。

本公演を観て強く感じた「一体感」はこれが関係しているのかな、と感じました。

本公演も素晴らしかったです。

帝国劇場は7月26日が千秋楽。
その後、地方公演あります!行きたい!!

福岡公演 8月4日(水)~8月28日(土) 博多座
大阪公演 9月6日(月)~9月16日(木) フェスティバルホール
松本公演 9月28日(火)~10月4日(月) まつもと市民芸術館

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