【レ・ミゼラブル 2021】帝国劇場|観劇レポート(5/26夜の部)

Musical

2021年5月21日に帝国劇場で開幕した『レ・ミゼラブル』。5月26日(水)夜の部を観劇してまいりましたので、レポートしたいと思います。

キャストは、以下のとおり。

ジャン・バルジャン 佐藤隆紀 
ジャベール 伊礼彼方 
ファンテーヌ 二宮 愛 
エポニーヌ 屋比久知奈 
マリウス 竹内將人 
コゼット 加藤梨里香 
テナルディエ 六角精児 

マダム・テナルディエ 樹里咲穂 
アンジョルラス 相葉裕樹

佐藤バルジャンは、5月22日、24日のプレビュー公演に続いての本公演。
佐藤バルジャンの初日公演です。

まだ始まったばかりのレ・ミゼラブルですが、熱い!みなさん熱演でした!

今後、公演を重ねるごとに、さらにパワーアップしていくんだろうなー、と感じました。

歌唱力抜群の佐藤バルジャン

ジャン・バルジャン役は佐藤隆紀さん。2019年に続いての出演です。

LE VELVETSのメンバーで、国立音楽大学卒業。
声楽家を目指していたそうですが、周りから「ミュージカル俳優になってみたら?」と言われたのをきっかけに、ミュージカルの世界を考えるようになった、というような話を、あるラジオ番組にゲスト出演していた時にききました。(うろ覚えです…)
ウイキペディアによると、2015年からミュージカルの舞台に立っているようですね。

さて、今回の公演の佐藤バルジャン、相変わらずの美声です。
きれいな歌声、ロングトーン、音程を外すことなく、さらに感情はしっかりこめて演技力も抜群。
非の打ち所がないです。

彼のツイッターを見ると、昨シーズンはいろいろと葛藤があったらしいのですが、


私が初めて佐藤バルジャンのレミゼを観たのは、2019年7月30日。福岡の博多座公演でした。

プロモーションか何かで佐藤隆紀さんが歌っているのを見て「うまい、この人!観たい!」と思ったのがきっかけ。

博多座公演を観て「今まで観たレミゼの中で一番だ!」と大変感動したのを覚えています。

なんせ、歌唱力が抜群なのです。高音も、低音も、乱れない。はずさない。他のキャストも良かったんだな~。

ただ一つだけ、若いからか、年老いたバルジャンに少し違和感を感じた、くらい。
そこは佐藤さん自身がまだお若いので仕方ないのかなと思いつつ…。

しかし、今回はそんな違和感も薄れてきました。

歌唱力、演技力など全てが、昨シーズンと比べてパワーアップしていると感じました。

ツイッターでは「いろんな方にアドバイスをいただいた」と感謝の言葉をたくさん述べていました。
お人柄がうかがえます。ステキだな~。

初日でこれですから、また回を重ねるごとに違った味が出てくるのかと思うと、また観に行きたい!と思ってしまう…

そこがレミゼ中毒になる理由なのかなとも思います。

テナルディエに六角精児さん!

今回のレミゼの新鮮?斬新?な部分。

それは、六角精児さんがテナルディエ役で出演していることです。

私の中で六角さんといえば、相棒、鉄オタ、酒好き、愛されキャラ。隠れファンです。

本公演は、六角さん狙いでチケットを取ったわけではないのですが、仕事の休みに合わせて、佐藤バルジャンの日を選んだら、たまたま六角さんがテナルディエだったという話。

当日、舞台を見ていて、「あれ?六角さん??そーいえば、六角さん出るって言ってた!」と、
そこで改めて気づいてテンション上がりました。

帝国劇場では4公演のみの出演。
他、地方公演にも出演されるので、時間とお金があれば行きたいです。
(その頃には、緊急事態宣言も解除されて、夜の飲食店でお酒飲めるようになっていてほしいなぁ・・・) 

さて、六角さんはバンドもやっておられるので、もちろん歌はお上手。

YouTubeのコメントからレミゼへの思いが伝わってきます。

多くの舞台に出演されている六角さんですが、ミュージカルは初とのこと。
還暦を前に、挑戦したかったそうです。
現在59歳。お若いです!!

皆さんご存じの通り名俳優でありますので、演技はもちろんのこと歌も素晴らしい。

はまり役です。面白い。ニヤニヤしちゃいました。

そして、マダムテナルディエ役の樹里咲穂さんがまた素晴らしい。

憎たらし~い女感たっぷりのマダムテナルディエ。見事に演じていました。

六角さんとの息もピッタリだし、歌唱力も抜群。存在感も抜群。

樹里さん、存じ上げませんでしたが
早速調べてみると、なんと元宝塚のトップスター。

退団後もいろいろとご活躍されているそうです。

本公演をみてファンになりました!
他の舞台もぜひ見たい!
(個人的にですが、エリザベートのゾフィ役、合いそう~と思いました)

他のキャストも熱い!

屋比久ちゃんの声量が半端ない。
エポニーヌ役の屋比久知奈さん。
あんな小さな体から、よくもまぁあんなに大きな声が出るものかと。
途中、マリウスとの掛け合いで、完璧に声量が上回っているところがあって、
「もう少し抑えてもいいのでは~」と思ってしまったほど(;’∀’)
それだけ想いがこもっていたってことなのかな。
演技力、歌唱力ともに素晴らしかったです。死んでいくシーンは、涙ポロリでした。

アンジョルラスの相葉裕樹がかっこいい。
過去にも観たことはあったんです、相葉さん。
でも、その時はこんな印象派受けなかった。存在感ありあり。めちゃくちゃカッコエエ。
今回、アンジョルラスが出てきて最初に感じたのが、背が高くて手足が長く、まぁ美形。
いわゆる『映え』がすごかったです。

今回の相葉さんは、私の中のアンジョルラスのイメージとピッタリ!!

いやぁ~、カッコ良かったなぁ~♡

座席について

今回は、エポスカードの優待でチケットを取りました。

エポスカードでは、座席の指定ができません。
チケットを発券して、初めて座席が分かります。

引用:公式サイト

番号は、A席H列58番。(赤丸を付けたところです)

A席でしたが、前をさえぎる物がなく、舞台全体が見えて見やすかったです。
一番端でしたが、見づらいということもなかったです。
逆に、隣がいなくてくつろげました。帝劇の座席は小さめなので。

演者さんたちの表情を見るにはオペラグラスが必須です!

原作について

レ・ミゼラブルをより深く知りたければ、原作の小説を読んでいただくのがおすすめです。

ミュージカル版の「あの」シーン、あそこの描写をしてるのね~と、
観劇をより楽しめること間違いなしです!
ミュージカルでは描ききれない部分がたくさんあります。

下⇓の4巻セットは読みごたえたっぷり。
とても素晴らしい小説です。
(ガブローシュがテナルディエ夫妻の子供だったこと、小説で知りました)

おわりに

レ・ミゼラブルは、見ていて辛くなるシーンも多いんです。娼婦のシーン、銃を打ち合うシーン、死んでいくシーン。
明るい話ではないですし、ハッピーエンドってわけでもない。
でも、暗いからこそ、その中にある光(幸せ)がより大切なものに思える。
そして、観た後は何とも言えない気持ちになるんですよね。
レミゼに登場する人たちは、みんな本気でその時を生きているっていうのが伝わってくるのです。
悪人も、ただ「悪い行い」をしているわけではなく、その「悪」の中には自分にとっての「善」があり、世の中が悪人にしてしまっている。
みんな、自分が今できる精一杯の方法で必死に生きているんです。

約2時間半という限られた時間の中で、素晴らしい音楽と細かい演出でうまく表現している、本当によくできた作品だな、と見るたびに思います。

帝国劇場は7月26日が千秋楽。
その後、地方公演あります!行きたい!!

福岡公演 8月4日(水)~8月28日(土) 博多座
大阪公演 9月6日(月)~9月16日(木) フェスティバルホール
松本公演 9月28日(火)~10月4日(月) まつもと市民芸術館

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